TOPお店と人物の取材記事トヨタカローラ京都 木津川台店

トヨタカローラ京都 木津川台店

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広大な敷地の中に宿る細やかな神経と、
深甚なる知恵。


トヨタカローラ京都 木津川台店

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こんな広いカーディーラーのお店、
ついぞ見たことがない。


まずはその広さに圧倒されてほしい。総面積1200坪。
小さなサッカー場なら一つ入りそうなぐらいの広さだ。
もちろん広ければいいというものではないが、
その広さは、「入りやすい」「停めやすい」「出て行きやすい」
という、少しばかり運転に自信のない人への、実に優しい
配慮に満ちている。面している道路も広いが、
幹線道路ではないのでクルマの行き来はさほどないと
いうのもありがたい。渋滞に巻き込まれるようなこともないから、すっとお店まで行ける。

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クルマを買ってしまえば、そうそう店の方に行くこともないと
思われるかもしれないが、買い物に行く途中に、いつにない
足回りからの異音が気になったようなとき、すぐにお店に
たどり着けるのと、そうでないのとでは大きく異なる。
面倒だと思ってしまうと、ことを過小評価してしまいがちになる。
つい先延ばしにして、小さなことを大きな問題にしてしまい、
いらぬ出費に泣くことになる。そんな経験は、誰にもあるだろう。
クルマの販売店にとって、どのような立地でどれほどの敷地なのか
ということが、けっこう大切な要素であるということを、
トヨタカローラ京都木津川台店に来てあらためて知った。

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このお店、数あるグループ店の
中でも売り上げトップだという。


次に驚いたのが、店の中に入るやいなや、店の人がこちらに
笑顔を向けて近づいてくることだった。
カウンターの向こうで出迎えるのではなくて、そこから
出てきてこちらに歩いてくる。まるで招待状を手にした
来賓客を迎えるみたいにだ。こちらはたんなる一見の客に
過ぎないので、正直、最初はたじろいだ。
そんな扱いに慣れてない。だがそれがすぐに心地よくなる。
大切にされて嫌がる人間はそんなにいない。
郵便や新聞の配達の人にも同じように接するんです、と店長の高橋さんは言う。

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明らかにクルマを買うために来たわけではない人にも、
分け隔てすることはない。今はお客さんでなくても、
いつかお客さんになってくれるかもしれない。
彼らにも家族があり、仲間がいる。
この店で得た印象をいいように語ってくれれば
けして悪い結果を生むことはない。
そういうことなのだそうだ。
これをたんなる商売上手ととらえるのか、
人間心理の機微を知っているととらえるかは
読者にお任せするしかない

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高橋店長は静かに語りはじめ
次第に加速していくのだった。


お客様は神様だとでも思いこんでいるのか、ただニコニコと
もみ手すり手、何を言ってもごもっともとへりくだるばかり
ではお話にならない。
お客様が望んでいるのは神様扱いではなくて、的確な
アドバイスなのだ。モノを売りつけてナンボ世界ではなく、
お客様の望みを叶えてナンボの世界だということ。
お愛想のほかは、値段のことやキャンペーンのことばかり
語る店員よりも、お客様の思いをよく聞いて、色々な選択肢を見せてあげるほうがずっと喜ばれる。 信頼が生まれてしまえば、
変な値引き競争に巻き込まれなくても済む。

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関西人は安いものが大好きだが、間違ってはいけないのは、
価格が安ければいいということではないということだ。
求められているのは、払った金額よりも得たものの方が
大きいと思えるかどうか。
そこの所を勘違いしている人、多いようですね。
高橋店長が言いたかったのは、こんなことだったと思う。
語り終えると店長は眼鏡を外して中空をしばらく凝視し、
そして眼鏡を掛け直して柔和に微笑んだ。
熱くなったエンジンをゆっくりと冷ましているかのよう
だった。店長旗下、十一人の精鋭はビジネスの最前線を
担う戦士であり、お客さんの望みを叶えてくれる紳士たちでもある。
この休みの日にでも、彼らの働きをチェックしに行ってみたらどうだろう。

営業時間9:30〜17:50
定休日水曜日・第一火曜日
住所木津川市木津川台6-1-1 (地図
電話番号0774-72-7888
ホームページhttp://www.corolla-kyoto.com
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