4人 いろいろ展in ギャラリーカフェ人と木   

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4人 いろいろ展
in ギャラリーカフェ人と木

創人倶楽部 いろiro@きのつ

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ギャラリーカフェ人と木に四人の女たちが結集した。
ひとりは、軽量粘土を巧みに操り小さな猫から大きな猫まで、やたらと猫にこだわり、この世界に猫しかいらぬ、犬などいかほどのものかと言わんばかりの弘猫庵氏。
ひとりは、フェルトをひたすらチクチクチクチクして、それらの猫たちを挑発するかのようなハイパーリアルな鳥作りを一心不乱に求道する服鳥とりん子氏。

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ひとりは、猫と鳥との追いかけっこには目もくれず、
透明の奥底に展開される華麗かつ深甚なる世界を追い求めるレジン使いのれこなママ氏。
そしてもうひとりは、火によってゆっくりと溶融していくしかないキャンドルの、その宿命に抗うかのように、はかなくも可憐な造形を追い求めるAiko Candle氏である。
ちなみにこの方は日本の方である。

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三人寄れば文殊の知恵。
であるなら、四人寄るとさてどうなるか。
そんなことを考えたのか、考えなかったのかはさておき、ギャラリーカフェ人と木のオーナーである森田氏の仲立ちで四人の女たちは「創人倶楽部 いろiro@きのつ」を立ち上げた。ちなみに読み方は、「つくりびとくらぶ いろいろアットきのつ」である。

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その決起集会でもあるのが6/29(日)よりギャラリーカフェ人と木で開かれている「4人 いろいろ展」である。
7/6(日)までやっている。7/5(土)はお休みである。

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おお、猫が、鳥が、レジンが、キャンドルが、
あのギャラリーカフェ人と木の和風のたたずまいの中で
静かに、しかし熱く「見て見て見て、こちらを見て」と妍を競い、秋波を送ってくるのだ。
創作とはつまるところは孤独な作業なのだが、そのようにして創り出された個々の作品が、他の三人の作品と会いまみえることによってどのように化学変化していくのか。
競い合いが生まれるのか、嫉妬が生まれるのか、敬意が生まれるのか、新たな意欲が生まれるのか。

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そして生い立ちも、生活の成り立ちも、野望のありかも、
夢の向かう先も、創り出されるものもまるで異なる四つの個性が、ひとつのステージで共演することによってどんなドラマが生み出されていくのか。
そこのところをギャラリーカフェ人と木で、ランチをいただきながら、あるいは茶を喫しながらじっくりと味わうことのできる一週間がはじまったのである。
行かねばなるまい。見なければなるまい。感じ入らねばなるまい。気に入ったものがあれば、手に入れることさえできるというのだから、さらに嬉しい。
ちなみに、買ってくれればすごくシアワセと、四人が小さな声で消え入りそうに、しかし声を合わせて申し上げていたということを付け加えておく。
どうぞよろしく。

展示会場ギャラリーカフェ人と木
営業時間10:00〜18:00
定休日土曜日
住所京都府木津川市相楽城の堀26(地図
電話番号0774-71-0305
ホームページhttp://www.cafe-hitotoki.com/
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